ドラクエ10 プレイ日記63


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〜前回のあらすじ〜
ベコン渓谷でのサイおとこ達との死闘・・・そして友情。
だが、妖剣士の塚での亡霊達との戦いの苛烈さは、ベコン渓谷の激戦の比ではなかった・・・。




さいほんの文字通り命を賭けた攻撃も、妖剣士オーレンには全く通用しなかった。


どさいど『そんな・・・さいほんは命を賭けて自爆したんだ!!
      それなのに無傷だなんて・・・。』

レンジャーM『もうダメだ・・・おしまいだ!!』


さいどは手下の骸骨Aに命を奪わる結果となり、レンジャーMの最大攻撃もさいほんの大爆発もオーレンには全く効かない・・・。
残されたどさいどはすっかり怯えてしまい、レンジャーMに至っては完全に戦意を喪失してしまっている。
かくいう俺も僧侶Nもオーレンのあまりの化け物っぷりに、絶望に飲み込まれないように気力を振り絞るのがやっとだ。


妖剣士オーレン『はっ・・・バカな仲間共が死んで悲しいか?
           安心しろ、お前達もすぐに奴等の後を追わせてやる。
           ははは・・・あーっはっはっは。』

パラディンR『なんですって・・・仲間のために命を賭けたさいほん達をバカですって?
        許さない・・・あなただけは絶対に許さない!!』


パラディンR・・・?

そう言うや否や、彼女は高笑いを続けるオーレンに向かって、目にも止まらぬ速さでさみだれ突きを繰り出した!!
その気迫のこもった攻撃にさしものオーレンも驚きつつ、しかし見事なフットワークで回避する。
だがそれでもさみだれ突きの一撃がオーレンの肩をかすり、骨だらけの体をわずかながら欠けさせた。


妖剣士オーレン『私の・・・私の体を・・・許さぬ、例え女子供であったとて、絶対に許さぬ!!
           我が秘剣にて、骨の髄まで焼き尽きるが良い・・・。
           メラゾーマブレード!!』


オーレンは一瞬で、自分の剣にメラゾーマ並の炎を宿し、それを恐ろしいまでの速度でパラディンRにぶつける!!
ま・・・まずい、例えパラディンRとはいえ、通常の火炎斬りの2000倍以上の威力を誇るメラゾーマブレードを受けてただでは済まない!!


僧侶N『だ・・・大丈夫か、パラディンR。
     今、回復呪文を・・・。』

パラディンR『平気よ。
        この程度の攻撃・・・さいほんやさいど達の苦しみに比べたら、なんてことないわ!!』


メラゾーマブレードをまともに受けたのによろめきすらしない・・・?
そしてパラディンRはオーレンが体勢を立て直す前に、空をも越える高さで飛び上がり、オーレンの肩を狙い、雷神突きを繰り出した。
まともに雷神突きを受けたオーレンの肩から左手を構成する骨の半分が砕け散る!!


妖剣士オーレン『ぐはぅ!!』

パラディンR『今の一撃は・・・さいどの恨みよ!!』

レンジャーM『パラディンR・・・。』


す・・・すごい・・・あのオーレンに初めてダメージを与えた。
仲間を守るために散ったサイおとこ達を侮辱されたことが、仲間の盾となる職業に就くパラディンRの逆鱗に触れたのか?


僧侶N『ぼんやりしている場合ではありません。
     私達もパラディンRに加勢するのです。』

フリー『そうだ・・・そうだったな・・・。
     よし、俺達も戦うんだ!!』


俺はレンジャーMの方をちらりと見た。
だが、レンジャーMはまだショックから立ち直れていない。
だから・・・。


フリー『どさいどはレンジャーMを頼む。』

僧侶N『レンジャーM・・・あなたが立ち直るまで、私達があなたの分まで戦いますからね・・・。』


そう言葉を残し、俺達はオーレンの方へと駆け出した。


レンジャーM『皆・・・俺は・・・・・・俺は!!』

どさいど『マスター・・・。』




パラディンR『く・・・強い。』

妖剣士オーレン『おのれ、おのれーーーー!!』


パラディンRと、怒り狂ったオーレンが互いの獲物で激しい応酬を繰り広げる!!
だがパワーこそパラディンRに分があるものの、スピードや技のキレはオーレンの方が圧倒的に上のようだ。
オーレンの目にも止まらぬ剣技に、パラディンRは持っている槍でガードすることがやっとだ・・・。


僧侶N『パラディンRが押されている・・・まずいですね。』

フリー『パラディンR・・・待ってろよ、俺達も一緒に戦うからな!!』


俺はオーレンの隙を狙い、呪文を放つタイミングを窺う・・・よし、今だ!!


フリー『メラミ!!』


俺は自分が一番得意とする呪文を唱える。
杖から火球が生まれ、パラディンRとの激戦に気を取られていたオーレンの脇腹にまともにぶつかった。

しかしホーミングベギラゴンやさいほんの大爆発に耐え切った奴に、メラミ程度が通じるはずもなく、今の攻撃もオーレンの注意をわずかにこちらに向かせただけ・・・。
やはり俺程度の力ではオーレンには敵わないのか。
だが。


僧侶N『ニフラム!!』


オーレンの注意が一瞬逸れた隙を狙い、僧侶NがパラディンRごとオーレンに浄化の光を浴びせる。
なるほど、邪な存在のみに影響があるこの呪文なら、パラディンRへの巻き添えを心配することなく使える!!
考えたな、僧侶N。

無論、オーレンほど邪悪で強力な亡霊が、ニフラム程度の呪文で浄化されることなどありえない。
しかしそれでもゾンビ達に対してこの呪文はかなり有効だ。
正面からニフラムを浴びたオーレンは、じわじわと続く鈍い痛みを感じ、その苦痛に顔を歪めている・・・。

これは効いている!!
浄化の光がもたらす苦痛にガードの緩んだ妖剣士の胴体に、パラディンRの渾身の一閃突きが決まった。

バギャ!!


妖剣士オーレン『ぐあああぁぁぁぁぁぁ・・・・・・・・・・・・。』

パラディンR『今の一撃はさいほんの恨みよ!!』


パラディンRの槍が、オーレンのどてっ腹を貫き、砕け散った骨が地面にパラパラと落ちていくのが聞こえる。
無論相手は骸骨だ・・・胴体を貫かれたところで倒すことはできないが、それでも今の一撃はかなり効いたのか、オーレンは苦しそうな呻き声を上げていた。
よしっ、これならいけるか?


妖剣士オーレン『うう・・・こ・・・このガートラントの手先共め、調子に乗りおって!!
           ・・・許さん・・・絶対に許さん・・・我が最強の必殺技を持って、お前達を冥土へと旅立たせてやる!!』


だがオーレンは憎悪のこもった言葉を放ちつつ、ドス黒い何かを貯めていく!!
ヤバイ・・・ヤバイヤバイヤバイ・・・どう見てもヤバすぎる危険な攻撃を仕掛けようとしている。


フリー『まずい、パラディンR、オーレンから早く離れろ、早く!!』

妖剣士オーレン『死ね、死神貴族流悪魔降臨波!!!!』


オーレンは手の平を掲げ、実体なき闇の怨霊をこの塚を埋め尽くす勢いで放出し続けた!!


僧侶N『皆さん・・・私の周りに集まるのです・・・シャナク!!』


え、シャナク!?
いやいやいやいや、シャナクは生命体にかけられた呪いのパワーを消滅するだけの呪文だ。
今この場で使っても何の意味もない!!


フリー『おい、何やってるんだ?
     今そんな呪文を使っても何の意味もないだろ!!』

僧侶N『まあそう言わずに見ていて下さい・・・ハァァァァ・・・。』


僧侶Nのスティックにこめられたシャナクのエネルギーが、まるで俺達の周りを囲むバリアのようなものに作り変えられていく。
そのバリアにぶつかった怨霊達が、次々と音もなく消え去っていった。

なるほど・・・シャナクは本来、対象者に直接使う呪文だが、特性を理解していればそのパワーをこんな形で使うこともできるのか。
そしてあの怨霊達はもはや意思すら持たぬ、単なる呪いのエネルギーにすぎない・・・だからこそシャナクのパワーによるバリアが有効な防御手段となるようだ。
さすが僧侶N・・・呪文は使い方次第で無限の可能性を生むことを改めて教えてもらったぜ!!

だが、怨霊達がシャナクバリアにぶつかる度に、シャナクバリアの効力も弱まっていく。
僧侶NがMPを振り絞り、シャナクバリアを継続させているようだが・・・。

俺も初級特技のおはらいを怨霊達に向かって使用した。
シャナクほど強力ではないが、この特技も呪いのパワーを消す特技なので、呪いのかたまりでしかない怨霊達を消す有効な方法になる。


パラディンR『きゃああああああああ!!』


僧侶Nと協力し、近づく怨霊達を消滅させているとパラディンRの悲鳴が聞こえてきた!!
しまった!!
パラディンRが逃げ遅れていたのか!?


妖剣士オーレン『はーっはっはっはっ、我の恐ろしさを思い知ったか、この小娘が!?』

パラディンR『ぅぅ・・・。』

フリー『パラディンR、パラディンRーーー!!』


俺は叫ぶ間にも、おはらいで怨霊達を滅するも、数が多すぎる!!
このままではパラディンRが怨霊達に取り殺されてしまう・・・。


僧侶N『くっ・・・こうなったらやむを得ません、ニフラム・・・ニフラムーーー。』


僧侶Nのスティックから生まれた浄化の光を、さらに後から生まれた浄化の光が飲み込むことで、塚全体にまばゆい白銀の光が生成され、大量にいた怨霊達が跡形もなく消え去っていく。
あいつ・・・ダブルが使えたのか。

ダブルとは、2発分の呪文エネルギーを一度に放出する技術の1つだ。
今回の例だと最初に詠唱が完了したニフラムを放出せずに自分の体に溜め込み、その状態でさらにニフラムを詠唱する・・・その結果、2発分のニフラムを一度に放出することができる。
この技術は、眼鏡をかけた先生勇者の秘剣と理屈がよく似ている。

ダブルにより使われた呪文の効力は相乗効果により、単純に2倍になるどころか、20倍にも20万倍にもなることすらあるが、長い間詠唱が完了したはずの呪文を自らの体に溜め込む分、負担も想像を絶するほど大きい。
現に僧侶Nは肩で息を切らしながら苦しそうにしていた!!


どさいど『パラディンRの姐さんはご無事で!?』

パラディンR『ぅ・・・。』

フリー『パ・・・パラ・・・ディン・・・R?』


怨霊達こそ完全に消滅したが、パラディンRの体は怨霊達の呪いのエネルギーにより、真っ黒に染まって見えるほどだ・・・。
くっ、パラディンRの一部と化した怨霊達に、ダブルニフラムのパワーが届かなかったのか!?

おぞましいほど強烈な呪いにより、息絶え絶えなパラディンRに、オーレンが容赦なく剣を振りつける!!


パラディンR『キャアアアアアアアアーーーーーーーーーーーーーーーー。』

妖剣士オーレン『ハーハッハッ、いいぞ、もっと泣き叫べ。
           このガートラントの手先共が!!!!』


オーレンの奴・・・あまりに怨霊達の数が多すぎて、ダブルニフラムの光が奴の元まで届いていなかったのか・・・。
くっ・・・呪いのせいで心身共にボロボロな今のパラディンRがオーレンの攻撃を受け続けたら・・・死ぬ。


フリー『させるかぁ・・・イオナ・・・。』

僧侶N『・・・パラ・・・ディンR・・・ハァハァ・・・・・・ニフ・・・・・・・・・。』

妖剣士オーレン『小賢しい雑魚共が!!
           貴様らの相手はコイツらだ!!』


ボコ・・・バッバッ!!


どさいど『うわーーーー、ち、地中から骸骨共が、骸骨共がこんなにたくさん!!』


な、いきなり骸骨達が数百体も!!
う・・・こいつら、一見大したことないように見えるが、骸骨Aのようにソウルメガンテが使える可能性がある!!
こいつらを近づけてはいけない・・・・もし万が一ソウルメガンテを受けたら、例え俺達でもさいどのように帰らぬ人となってしまう・・・。

まずい、まずすぎる状況だ!!


フリー『骸骨達をパラディンRに近づけちゃダメだ、イオナズーン!!』

僧侶N『くっ、ニフ・・・ラ、ム。』


爆発が、浄化の光が次々と骸骨達を葬るが、まだまだ骸骨達の数は圧倒的だ!!
だがそれでも奴等を懐に近づけてはいけない、ソウルメガンテを食らうことだけは避けなければ!!


パラディンR『レ・・・レンジャぁM・・・。』


パラディンRの声を聞き、慌ててレンジャーMの方を向くと、恐怖のあまり顔を青褪めたどさいどと、未だ座り込んでいるレンジャーMが大勢の骸骨達に囲まれているのが見えた。
しまった!!
自分達とパラディンRの事にばかり気が向いて、レンジャーMたちの事を失念していた・・・。

それにどさいど・・・仲間の命を奪った骸骨達に囲まれ、恐怖のあまり半泣きになりながら悲鳴を上げている!!
例え自爆されずとも、あんな調子では間違いなく骸骨達に命を奪われてしまう・・・。


フリー『レンジャーM、どさいど、イオナズーン!!』


イオナズンの爆風により、骸骨達は次々と倒れるが、あまりに奴等の数が多すぎて、とてもレンジャーMたちの元まで辿り着けない。
消耗の激しい僧侶NとパラディンRも、何とかレンジャーMのフォローに向かおうとするものの、骸骨やオーレンの猛攻に耐えるだけで精一杯だ!!
俺達が必死でレンジャーM達の元に近づこうとするのをよそに、大勢の骸骨達の剣が無常にもどさいどの体を切り刻んだ!!

ザン・・・ドピュ・・・。

・・・かに見えたが、間一髪、レンジャーMが身を挺してどさいどの前に立ち塞がり、骸骨達の凶剣を受け、血まみれとなる!!


僧侶N『レ、レンジャーM、レンジャーMーーー!!!!』


レンジャーMの全身は真っ赤に染まったかのようで、もはや立っているのがやっとだ・・・。


どさいど『マ・・・マスター!!
      ・・・うっうっ、すみません、不甲斐ない俺なんかを庇ってこんな目に・・・・・・。』

レンジャーM『い・・・いいんだ、どさいど。
        ・・・せめてお前だけでも・・・俺が守るから!!』


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マ・・・マスターとは長い長い付き合いでした。
ベコン渓谷を駆け抜けた時も、洞窟を探検した時も、いつもいつもさいほんとさいど、そしてマスターがそばにいましたね。

他のモンスターとの決闘に負け、殺されそうになったのを助けられたことも、さいどと喧嘩して落ち込んでた俺にくれた霜降り肉の味も、全員の力を合わせてネクロバルサを倒した時の喜びも決して忘れることはありません。
俺もさいほんもさいども、マスターに仕えられた事を誇りに思います!!
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どさいど・・・お前とは異世界でPレンジャーとして旅をしていた時から、ずっと一緒だったな。
会ったばかりの頃は、少し水をかけられただけで大怪我していたお前が、こんなにも立派になって・・・。

・・・・・・俺、悲しかったんだ。
もう1匹の相棒だったサンダーラットは愛玩動物としてあまりにも人気がありすぎた。
その結果、異世界の神々より、成長して大人になる力を剥奪された・・・。
共に先に進むことが許されず、永遠にマスコットとして生きることを義務付けられたお前を見続けるのが・・・・・・悲しかった。

だがさいほん・・・いや、今はどさいどか、お前は一歩一歩着実に強くなり、成長し、進化していった!!
そして異世界で、このアストルティアで欠かすことのできない友となってくれた!!

今は恐怖のせいで忘れているのかもしれないが、お前には超能力を使う伝説の竜にすら互角に戦うことができる力が眠っているんだ。
だから例え俺が倒れてしまっても、お前ならきっとオーレンを倒し、仲間を救うことができるはずだ!!
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ボロボロになりながらも必死でどさいどを庇うレンジャーM。
そしてそんなレンジャーMの背中を、感謝と不甲斐ない気持ちをこめた瞳で見続けるどさいど。

経緯はどうあれ、二人の間に今、かけがえのない絆が生まれようとしていた!!
あ・・・あれ?
目から熱い何かがこぼれて・・・。

キラ・・・。


僧侶N『あれ・・・レンジャーMがいつも身に着けている紋章入りのアクセサリーから、青い光が放たれている?』


何!?
あ、本当だ。
・・・い、いや、それどころかレンジャーMが持っているアクセサリーから放たれている青い不思議な光がどんどん強くなっていく。
それと同時にどさいどの体からまぶしい光が放たれていく・・・!!


妖剣士オーレン『何!?
           ぐおお、ま、まぶしい〜・・・。』

骸骨達『ぐぎゃぁああああーーーー。』


レンジャーMとどさいどから放たれる光に、レンジャーM達の周りにいた骸骨達はおろか、妖剣士オーレンすら、その純粋な輝きに怯みを見せる!!




レンジャーM『どさいど・・・何があっても俺達は、ずっと友達だからな!!』




ピカッ!!

レンジャーMの熱い言葉と共に、レンジャーMの持っていたアクセサリーの紋章が天よりも高く飛んでいく!!
あの丸く不思議な形をした紋章・・・割れた何かをくっつけているようにも、手と手を握り合っているようにも見える・・・。

飛び出した紋章は放射線のような光を頭上からどさいどに向けて放たれる!!
その光を浴びたどさいどから、強い・・・今まで無いとても強い波動があふれ出した!!




どさいど『サイおとこ・・・超、進化〜〜〜〜XxXXXX!!!!』


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