ドラクエ10 プレイ日記64


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〜前回のあらすじ〜
あまりに強すぎる妖剣士オーレンとの死闘。
だが、そんな辛く厳しい戦いの中芽生えた種族を超えた友情が1つの奇跡を起こした!!


どさいど『サイおとこ・・・超、進化〜〜〜〜。』


紋章を浴び続けるサイおとこの体がどんどん、どんどん大きくなっていく。
その体は茶色に変わり、身に着けている兜や鎧、オノが赤い模様のついた白銀のものへと変質する。
顔つきもサイのそれではなく、全く別の動物のようだ!!

こ・・・これは成長どころではない・・・まさに・・・。


どさいど『ヒッポキング!!』


・・・まさに・・・進化だ!!


妖剣士オーレン『な、なんだとーーーーーーーー!!』


進化したどさいどが草でもなぎ払うかのように、軽くオノを振り回した。
するとさいどの必殺技にすら耐え抜いた骸骨Aの同僚達が、次々とあっけなく砕け散っていく。

ヒッポキング・・・。
数あるモンスターの中でも最上位に入る存在で、カバ族モンスター達の総大将だ。
かつてたった1体で数億ものサイおとこの大軍を退けたとも言われている・・・。

そうか、どさいどの奴・・・かつての天敵に姿を変えてまで、レンジャーMのことを守りたかったんだな。
まさにその強い想いが、サイからカバへと奇跡の進化を遂げたんだ!!


どさいど『マスターは・・・俺が守る!!』

レンジャーM『お前・・・こんなに立派な姿になって・・・俺は嬉しいよ・・・。』


そう言いながらも、どさいどはレンジャーMに近づく骸骨達を、白銀に輝くオノで次々と粉砕していく。
まだ油断はできないが、これでレンジャーMやどさいどはどうにか窮地から抜け出せそうだ・・・これは大きい。
そして彼らが引き起こした奇跡に、骸骨達やオーレンすら動揺を隠せずにいた。


妖剣士オーレン『ありえない・・・サイからカバへ超進化するなど・・・・・・。
           誰がどう見ても非常し・・・・・・!!
           が、があぁぁぁぁ・・・目が、目がーーーー!!!!』


その一瞬の隙を突き、僧侶Nがオーレンの目にスティックをあて、0距離からニフラムをぶつける。
さしものオーレンも、彼らにとっては放射線にも等しい浄化の光を直接目にぶつけられてはたまったものではないようだ・・・。
苦しそうに骨だらけの手で、目を押さえつけている!!

オーレンが完全に動きを止めている隙に、俺と僧侶Nは協力してパラディンRをレンジャーMの元まで避難させた。
俺とどさいどはさして消耗していないが、他のメンバーはかなり傷ついている・・・オーレンに追撃を加える前に、まずは回復しないと!!

さっそく僧侶Nがベホマラーの詠唱に取り掛かるが、この呪文は詠唱時間が結構長い。
比較的元気な俺とどさいどは、回復の邪魔をされないよう、襲い掛かってくる生き残りの骸骨達を蹴散らしていた。


僧侶N『よし、呪文の詠唱は完成しました。
     ではいきます、ベホマラー・・・・・・・・・・・・えっ、えっ?
     スティックから普通のベホマラーではありえない程、回復パワーがあふれ出している!?』


僧侶Nの言う通り、ベホマラーの光を浴びた仲間達は、通常のベホマラーではありえないほど体力を回復させている!!
それだけではない、パラディンRにかけられた呪いすら完全に打ち消している。
通常のベホマラーに呪いを解除する力などないはずなのに・・・。


パラディンR『僧侶Nのベホマラー・・・いつもと違って水色のような光を放っている・・・?』

フリー『そうか、わかったぞ。
     どさいどが進化した時に放たれた青い光の余波が、ベホマラーと相乗効果を引き起こしたんだ!!
     だから通常のベホマラーではありえない強大な回復力を発揮したんだ。』


これはありがたい。
立て続けに起きる奇跡のおかげで、俺達5人は完全に元の五体満足な状態に戻った!!
だが。


妖剣士オーレン『ぐ、まだ目が見えぬ・・・。
           手下共よ、奴等を排除せよ。
           手段は問わぬ、命を賭してでもガートラントの手先共を地獄へと送るのだ!!』


やはりか・・・オーレンの口ぶりからすると、あの骸骨達は骸骨Aと同じくソウルメガンテが使えるのか。
それを裏付けるかのように、呪文を詠唱しながら俺達に特攻を仕掛ける骸骨達が多数見受けられる。

くそ・・・今の俺達5人なら骸骨程度、苦もなく倒せるが、まだ骸骨達は百数十体は生き残っている。
あれだけの数がいれば、1体や2体、俺達の懐に入りソウルメガンテを浴びせられるかもしれない・・・。
いや、多少離れていたとしても、もしあれだけの骸骨達が一斉にソウルメガンテを唱えられたら、この塚のどこにいても爆風の巻き添えを食らうのは避けられない。

せめて・・・せめてソウルメガンテを封じることができれば・・・封じることが・・・できれば?

そうか!!
俺は急いで早詠みの詩と暴走魔法陣を使い、呪文の詠唱に取り掛かる。
そうだ・・・ソウルメガンテは呪文、あくまで呪文なんだ・・・だから!!


フリー『いけぇーーーー、マホトーマ!!!!』


俺の唱えたマホトーマが暴走魔法陣の力を受け、今まさにソウルメガンテを唱えようとした骸骨達の呪文詠唱能力を封じこんだ!!
よし、間に合った!!

マホトーマは、簡単に言うなら敵全体に効果があるマホトーンみたいな呪文だ。
さいどと骸骨Aの戦いのおかげで、骸骨達の切り札がソウルメガンテ・・・自爆呪文であることに気づくことができた。
さいど・・・お前、文字通り命を賭けて俺達を守ってくれたんだな。


妖剣士オーレン『し、しまった・・・俺の呪文まで封じこまれて・・・。
           最悪、俺のダークネスメガンテで奴等を地獄へ道連れにするつもりだったのに!!』


補助呪文の暴走エネルギーをなめてはいけないぜ!?
一昔前など、よほどの耐性が無い限りは暴走補助呪文は確実に効果を及ぼしていたのだからな!!

捨て身の切り札を封じられて、浮き足立つ骸骨達を見、今こそ攻撃のチャンスと言わんばかりにレンジャーMとどさいどがオノを構えた。


レンジャーM『どさいど・・・いや、めがどさいど!!』

どさいど『め・・・めがどさいど?』

レンジャーM『カバぉとどっちにしようか迷ったのだが・・・、常識を超えた進化を遂げたお前には、めがどさいどの名こそ相応しい。』

めがどさいど『マスター・・・今こそ進化した俺達の力をあの骸骨共に見せつけてやりましょう!!』

レンジャーM『よし、いくぞ!!』

レンジャーM&めがどさいど『アックスハリケーン!!』


レンジャーMとどさいどが全く同じタイミングでオノむそうを放つと、オノむそう同士で共鳴が発生し、オノムーチョをも圧倒的に上回るハリケーンが発生する!!


骸骨達『ぐぎゃあああああああ!!!!!!!!』

妖剣士オーレン『ぬああああ!?
           おのれ、おのれーーーー!!』


大陸一つを巻き込みかねないハリケーンは、ゆうに100体以上はいた骸骨達をあっさりと無に返し、それどころか妖剣士の塚を囲っている岩壁すら粉々に破壊した!!
周りの岩壁が無くなったことで、妖剣士の塚に太陽の光が明るく降り注ぐ。

レンジャーMとどさいど・・・いや、めがどさいどが使ったのは共鳴技か。
特定のキャラクター同士が、特定の特技を全く同じタイミングで使った時のみ使用できる特技の一つだ。
今回の場合は、オノむそうを同時に使用することで互いのオノむそうがランクアップし、アックスハリケーンが発動した。

・・・言葉で書くだけなら簡単そうだが、共鳴技は互いがコンマ1秒すら違えず特技を使用しないと発動しない。
真の絆で結ばれたレンジャーMとめがどさいどだからこそ、可能とした芸当と言える。


妖剣士オーレン『ぐあぁ、体が、体が熱い!!!!』

フリー『オーレン・・・まだ生きていたのか!?
     だけど随分と苦しそうだな。』

僧侶N『おそらく太陽の光のせいでしょうね。
     死者にとって太陽の光は、灼熱の業火にも等しいものですから。』

妖剣士オーレン『く・・・う・・・だが、負けぬ、負けられぬ。
           私には救うべき大切な者がいるのだ・・・負けるわけにはいかぬ!!
           死神貴族流・・・悪魔降臨波!!!!』


塚が破壊されてなお生き残っていたオーレンは最後の力を振り絞り、闇の怨霊達を呼び寄せる。
無限に降り注ぐ太陽の光により、先ほど使っていた時に比べると規模は約1/4程度に落ちているが、それでもまともに受けると致命打となりかねない!!


パラディンR『ここは私に任せて!
        ・・・あんな自分の大切な者さえ見失っている亡霊なんかに、私は絶対に負けない!!』


そう言い放ち、パラディンRは槍を十字に構えた状態で、光のエネルギーを集め続ける!!


パラディンR『今まで一度も成功したことのない特技だったけど、今ならできる気がするの・・・。
        はあぁぁぁぁ・・・・・・・・・・・・グランド・・・クロス!!!!』


十字に構えた槍から、巨大な十字の光のエネルギーが生まれ、死神貴族流悪魔降臨波から生まれた怨霊達を一瞬で蒸発させる。
それでもなおグランドクロスの勢いは止まることを知らず、最大奥義が破れ、呆然としているオーレンに直撃した!!


妖剣士オーレン『ぐあああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ。
           バ、バカな・・・バカなーーーーーーーー。』


グランドクロスの光のエネルギーに飲み込まれ、ついに妖剣士オーレンは完全に消滅した。


僧侶N『グランドクロス・・・光の攻撃技の中でも最強クラスの威力を誇る特技・・・。
     だけどあの特技は自身の生命エネルギーを力に変える特技ゆえ、制御を誤ると命を落としかねません。
     そんな特技を土壇場で成功させるなんて・・・。』

パラディンR『私も今まではこの技だけはどうしても成功しなかった・・・いや、成功させる方法がわからず、使う勇気も持てなかった。
        けれどさいほんの大爆発を見て、自分の生命エネルギーを力に変える術を知ることができたの!!』

めがどさいど『・・・パラディンR。』

パラディンR『もちろん、仲間のために命を賭けるさいほんの姿を見て、グランドクロスを使う勇気を持てたのが一番大きいけどね♪』


仲間達も恐るべき亡霊が消滅し、雑談に興じる余裕が生まれたようだ。
俺はそんな仲間達を見、笑みを浮かべつつも、妖剣士オーレンがいた場所辺りをくまなく調べる。
すると・・・。


フリー『よし、あったぞ。
     レムルの聖杯だ!!』

僧侶N『やりましたね、これでひとまず目的は達成しました。
     ではもうここには長居は無用・・・早くルーラストーンでグレン城に戻りましょう。』

レンジャーM『僧侶N、皆・・・少しだけ待ってくれないか?』


神妙な声で待ったをかけるレンジャーMの方を見ると、そこには二つの墓があった。
誰の墓は聞かずともわかる・・・。


レンジャーM『さいほん、さいど・・・お前達のおかげで無事レムルの聖杯を手に入れることができたよ、ありがとな。
        だから後はゆっくり休んでくれ・・・。』


一心に祈りを捧げるレンジャーMに習い、俺達も黙祷を掲げる。
黙祷を掲げてから、どれくらい時間が立っただろうか・・・。


レンジャーM『・・・もういいぜ、付き合ってくれてサンキュー。
        じゃあグレン城に戻ろうぜ!!』




レンジャーMの声を聞き、俺達は黙祷を終了させ、ルーラストーンの力を発動・・・妖剣士の塚を後にする。
ふと塚を見ると、二つの新しい墓が俺達を見送っているように見えた・・・。




ルーラストーンの力により、グレン城下町に戻った俺達だが、町の人達がしきりに何かをヒソヒソと話しているのがわかる・・・。
それだけではない・・・あちらこちらで多くのオーガ達が祈りを捧げている姿が見受けられ、その姿はまるで残酷な運命に対して救いを求めているようにも、恐ろしい何かに対し本当にそれが正しいのか問いかけているようにも見える。

一体このグレン城下町で何が起きたのか気になるところではあったが、今の俺達はバグド王から追われている立場だ。
あまり目立つような真似はできなかったので、俺達は探りを入れるのをあきらめ、エイドス様との待ち合わせ場所であるグレン城下町の宿屋へ向かった。

・・・のだが、エイドス様の姿が見当たらない。
どこかにお出かけになられているのだろうか?


従業員A『あなたがフリーさんですか?』

フリー『!?』

従業員A『賢者エイドス様からあなた宛の手紙を預かっていたのでお渡しします。
      ではどうぞごゆっくり・・・。』

僧侶N『手紙・・・なんでまた?』


確かに妙な話だ。
俺達に伝えたいことがあるなら、置き手紙なんてせずに直接会って話せば良いのに・・・。

まあそんなことを考えていても仕方ない。
俺はエイドス様から預かった手紙を皆の前で読み始めた。







レンジャーM『な・・・なんて、無責任な爺さんなんだ!!
        それでも大賢者なのか!?』

パラディンR『レンジャーM・・・落ち着きなさい。
        きっとエイドス様には、私達では到底理解できないような、深い事情があってこのようなことをされたのよ・・・きっと。』


エイドス様の手紙は簡単に言うなら、バグド王を救うにはレムルの聖杯だけではダメで、雲上湖にあるグロリスの木が落とすしずくを持ち帰る必要がある・・・というものだった。
・・・まあそれだけなら、仲間達もそこまで熱くなったりはしない。
問題はエイドス様が、自分は多忙だからこれ以上は手伝えない、後は頼むみたいなことを手紙に書いていたことだった。

確かに例え多忙であったとしても、オーグリード大陸に住む全ての人達の運命がかかっている今この時に、あっさりと役目を放棄してどこかに行ってしまうなんて、とても大賢者にふさわしい態度とは思えない。
このまま本当にオーグリード大陸に住む人々を見捨てて、旅立ったとしたならば、エイドス様も所詮、権力に慢心しているだけの無責任なお偉いさんと言うことになるのだが・・・今、そのことを口論しても仕方がない・・・。


僧侶N『今、エイドス様の行動について口論し合っても仕方ありません。
     雲上湖はランドン山脈という、メラガイアーでさえ凍りつくような雪山にあるのです。
     今後の冒険に備えて、今はゆっくりと休みましょう。』

めがどさいど『そうですね、マスター。
         大賢者様とやらの手紙によると、雲上湖には恐ろしいドラゴンが住み着いているようです。
         今は激戦に備えることだけを考えましょう。』


そうだ・・・エイドス様がどんな行動を取ったのであれ、今俺達がやるべきことはグロリスのしずくを手に入れることだ。
俺達は明日の旅路に備え、それぞれに思いを掲げながら眠りについた。
激しい激戦の後だったので、意識が闇に落ちるのにさほど時間はかからなかった。








パラディンR『・・・リー、フリー、大変よ、早く起きて!!』


・・・・・・・・・・・・はっ!!
パラディンRの悲鳴にも似た叫び声を聞いて、俺の意識は一瞬で覚醒した。
仲間達も既に起きていたようだが、落ち着かない様子で目を泳がせている。
ま、まさか・・・。


フリー『バグド王に俺達がここにいることがバレたのか!?』

僧侶N『ち・・・違います、そんな些細なことではありません!!
     ついにバグド王が、ガートラントに戦争を仕掛けるために城を後にしたのです!!』

フリー『な、なんだってーーー。』


俺達は急いで宿屋の屋上へと向かうと、ルーラストーンの隠し機能を使って、グレン領東にある高い岩へと飛んでいく。
余談だがルーラストーンの底面に炎のパワーをぶつけると、短時間、自由に空を飛ぶことができるようになるのだ。
しかしこれはお世辞にもエネルギー効率が良いとは言えず、メラガイアー級の炎エネルギーをぶつけてさえ、わずか1分程度しか飛行できないので、俺もこの機能はめったに使わない。

バグド王達に気づかれたり、安易に反撃を受けたりしないよう、高い岩の上から地を見下ろした俺達は、グレン領東を埋めつくす程のオーガ達が雄叫びを上げながらガートラントに向かう様を見て驚愕した!!


バグド王『愚かなガートラントの連中め、この魔王バグド様が滅ぼしてくれるわ!!
      がーっはっはっは・・・。』


軍の先頭にはまるで狂犬のような目をしたバグド王と、様々な意味での恐怖を振り払うかのように咆哮を上げ続けるグレン国の兵士達の姿があった。
ど・・・どうすればいいんだ・・・奴等本気で・・・本気でガートラントに戦争を仕掛ける気だ。
俺達は間に合わなかったのか・・・だが、なんとか・・・なんとかしなければ!!


フリー『み・・・皆、奴等を止めるんだ。
     オーグリード大陸の平和を守るためにたたか・・・。』

賢者エイドス『落ち着くのじゃ、フリーよ!!』


その声はエイドス様!!
いつの間に登場したのか・・・エイドス様が俺のすぐ隣で立っていた!!


パラディンR『エイドス様・・・確か、旅立たれたのではなかったのですか!?』

賢者エイドス『説明は後じゃ、今は奴等の暴走を止めなければ!!
         むうう・・・モシーサ!!!!』


エイドス様が謎の呪文を唱えると、オーガの大軍に呆然としていたモンスター達が次々とガートラント国の兵士へと姿を変えていった!!


バグド王『なぬ・・・ガートラントの犬共め・・・いつの間にこんな所まで攻め込んできた!?
      殺せ・・・殺せーーーー!!』

めがどさいど『!?・・・賢者様、一体何を・・・。』

僧侶N『落ち着くのです、めがどさいど。
     あの兵士達は幻影・・・いや、モンスターが姿を変えただけのものなんですよね?』

賢者エイドス『ほっほっほ、さすがじゃのう。
         今の呪文はモシャスとマヌーサを組み合わせた呪文でのぅ・・・。
         任意の物体を別の何か見せることができるのじゃ。』


なるほど・・・今回の例で言うなら、グレン領東に住むモンスター達をガートラントの兵士達に見せているのか。
ちなみにマヌーサは幻影を見せて相手の攻撃ミスを誘う呪文、モシャスは任意の生命体に姿を変え、HP・MP以外の能力値を模写する呪文だ。

だがマヌーサはともかく、モシャスの使い手は今この世界にはほとんどいない。
そんな呪文を使えるだけでも驚愕に値するのに、性質の異なる呪文と組み合わせて新たな呪文を開発するとは・・・さすが大賢者と呼ばれるだけのことはある、ということか。


賢者エイドス『モシャスとマヌーサを合成した呪文だから、それぞれの呪文の名を取り、モシーサと名づけた訳じゃ。』


どこか誇らしげ話すエイドス様に、俺達は皆大人の笑顔で向かえいれた。


賢者エイドス『じゃが油断はできぬ。
         わしの魔法力では、せいぜい数時間程度しか今の状況を保てぬ・・・。
         情けないことじゃがのう。』


数時間・・・それほど長い間、グレン領東という広大なエリアにモシーサの効果を持続させられるのは、驚愕に値することだ。
だが、たった数時間で雲上湖まで行き、グロリスのしずくを手に入れるなど、物理的に不可能に近い。


レンジャーM『ど、どうするフリー?
        数時間でグロリスのしずくを手に入れるなんてむ・・・。』

賢者エイドス『案ずるな・・・。
         こんな事態に備え、わしは一時的にお前達の元を離れ、異世界に最も近いと言われるとある場所に向かっていたのじゃ。』

パラディンR『異世界・・・。』

賢者エイドス『わしは3番目の異世界と、8番目の異世界を自由に行き来すると言われる伝説の神鳥とコンタクトを取っていた。
         残念ながら神鳥自体の力を借りることは叶わなかった・・・自身の世界を守るのが精一杯だと言われての。
         じゃが代わりに、神鳥は自身の持つ力の一部をわしに預けてくださったのじゃ!!』


神鳥とのコンタクト・・・力の一部をさずかる・・・。
さすがの俺でもにわかに信じがたい話だ。

だがエイドス様は6つの異なる色のオーブを取り出すと、まるで生まれたての卵を呼びかけるような調子で高らかな声を上げた!!


賢者エイドス『時は来たれり。
          今こそ目覚める時。
         大空はお前の物。
         舞い上がれ空高く!!・・・神鳥ラーミティスよ。』




すると6つのオーブが空に浮き上がり、1つに合わさり始めた。
そして合わさったオーブはいつしか金色に輝く巨鳥へと姿を変えていく!!

クエエエエェェェェーーーー。

ラーミティスは目にも止まらぬ速さで俺達の方へ向かう。
・・・と思った瞬間には、既に俺達5人はラーミティスの背に乗り、大空を飛んでいた!!


賢者エイドス『頼んだぞ、フリーとその仲間達よ・・・。
         オーグリード大陸・・・いや、アストルティアを救うのじゃ!!』


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